プログラマーにとって仕様に従ってプログラムを構築できることは必須であり、プログラミング言語を適切に扱えなければ技術者として活躍することはできません。
しかし、どのプログラミング言語を習得して使っていくかは大きな問題になります。
一つのプログラミング言語にこだわるべきか、多様な言語を柔軟に使い分けられるようになるべきかという話題も、プログラマーの間では大きな問題として取り上げられてきました。

結論から言えば、プログラマーが働く上で重要なのは、基軸となるプログラミング言語を持つことです。
このプログラミング言語を使えば基本的なプログラムは一通り構築できるというレベルではなく、そのプログラミング言語を使ってできる限界までよく理解しているというレベルまで習得することが重要になります。

仕事に困った時にも、そのプログラミング言語のスキルを武器にして仕事探しができます。
深く理解しているプログラミング言語が一つあると、他の言語の習得にも役立てることが可能です。
限界がわかっているからこそ、新しい言語を習得するメリットも正しく理解できるようになります。

自分にとって根幹となるプログラミング言語があるだけでも、言語の選び方さえ誤っていなければ仕事に困ることはありません。
安定して働けるプログラマーになりたい人も、スキルアップやキャリアアップを目指している人も、まずは自分が胸を張って扱えるプログラミング言語を作るように心がけることが大事です。